2019年06月21日

【教員採用】東アカ講師からのアドバイス(人物試験編)

こんにちは。

本試験の申し込み状況も発表され、だんだん試験が近づいてきていることを実感しますね。


今の時期は、筆記試験に注力したい時期ではありますが、人物試験対策を怠っていると、1次試験に合格した後に、涙することになってしまいます。

本日は、今やっておきたい“人物試験の勉強法”について、東京アカデミー講師にアドバイスをいただきました。


■その1 面接攻略法

熊本校 芥川先生:

人物試験では、@人間性の豊かさ、A教育理念、B指導法、C専門性(知識等)が求められます。対策をする際には、次のことに気をつけましょう。

@述べたいことをどのようにまとめるか。すぐに答えられるか。

 今から、聞かれそうな事柄について、自分の考えを固めておきましょう。(簡潔にまとめ      

ておくこと)。書くことで、自分の考えが正確になります。頭で考えるだけでは、考えに曖昧さが残ります。それでは、面接官に対して、「すぐに、はっきり、自信を持って」答えられません。

@ 自分の言葉で話すこと

「自分の言葉で話せること」はとても大事なことです。しかし、次のような話では「自分の言葉で話していること」にはなりません。(話=意見、考え)

避けたい例は次の通りです。

・マニュアル的な話     

・他の人とほとんど変わらない話 

・一面的、表面的な話 

では、具体的な工夫例をみていきましょう。

・マニュアル的な話→自分の体験を入れる   

・他の人とほとんど変わらない話→話の中心(主張点)を意識する

・一面的、表面的な話→具体的な内容を入れる

これを頭に置いて対策を立ててみましょう。


■その2 模擬授業攻略法

熊本校 田中先生:

@ 過去問を参考に、1時間の授業展開(導入・展開・振り返り<まとめ>)をデザイ

ンし、「めあて」へつなぐ導入の工夫を図ることが重要です。熊本市のように、「導入部分を含めて」という指示がある場合は、現実の授業と同様に、児童生徒の学習意欲を高める導入の工夫が求められます。

A 学習指導要領や教科書等の読み込みを十分行い、教師の発問・指示や児童生徒の反応予測と板書、電子黒板・タブレットのICT活用を位置づけることが重要です。

B 授業後には面接官からの質問がある場合もあります。当日の授業デザインや教科等の専門性(例:数学的活動とは何か等への応答力)を高めることが重要です。


熊本校 芥川先生:

@ 試験時間の中で、学習の中心、児童生徒たちに身に付けてほしい力を判断し、1つの授業として組み立てましょう。「ねらい」や「身に付けさせたい力」を的確にとらえきることが最優先事項です。次に授業展開の道筋をはっきりさせましょう。

A 児童生徒とのやりとりを楽しむような授業の雰囲気を作りましょう。狙いが的確で、教師が授業を楽しむ余裕があれば、児童生徒も楽しいし、分かる授業展開が期待できます。

B 児童生徒が主体的に学ぶための発問、課題等の工夫をしましょう。抽象的な言葉、分かりにくい言葉の一つが、この「主体的」という言葉です。そのため、できるだけ他の言葉、内容に置き換えて分かりやすくすることが大事です。「主体的に学ぶ」授業の姿を、もう一度具体化した授業の姿をイメージしましょう。

(例)児童生徒が自ら進んで発表する授業、積極的な話し合い活動がある授業、

自ら課題を発見する授業、考えが広がったり深まったりする授業

C 児童生徒たちが楽しめるような授業作りをしましょう。一番重要なことは、授業が分かりやすいこと、児童生徒が参加しやすいことです。このことが児童生徒に力が付く授業の条件にもなります。

・児童生徒の意見をたくさん引き出すこと。

・意見を広げる、深めること。(意見を児童生徒全体に)返すこと。

・必ずほめる場面を入れること。


■その3 論文・論述攻略法

熊本校 田中先生:

構想メモ(主張点、序論・本論・結論構成)を書き続けることを通して、様々な論文課題への適応力を高めていきましょう。熊本県論述試験、熊本市論文試験の答案時間は60分です。推敲の時間は殆どないと言っても過言ではありません。まずは、10分間で構想メモを作り上げる練習を繰り返し、様々な論作文課題の背景を分析する力を身に付け、推敲しながら一気に書きあげる論作文力を高めましょう。様々な論文課題へ対応するためには、専門知識と時事問題への識見の高さ、教育実習や臨採経験、企業等経験の深い自己分析(掘り起こし)が求められます。30課題から50課題以上の論作文への挑戦が、専門知識獲得と教育時事問題へ理解を深めます。1次試験対策と並行して取り組みましょう。


■その4 集団討論攻略法

大分校 戸次先生:

集団討論は、テーマに対する課題意識と対応の在り方という観点から、教員としての専門性を見るだけでなく、討論のやり取りの中で、教職に対する熱意、児童生徒理解や教育的愛情、組織の中での協調性、コミュニケーション能力など、受験者の人となりを見るものです。討論に臨む態度や姿勢、発言の仕方などが非常に重要な要素となってきます。

集団討論に臨む際には、次のことを心がけましょう。


@ 考えをまとめてから発言する

テーマについて、まず考えを整理します。その際、児童生徒、教職員、保護者、関係機関等を想定し、広い視野で検討した上で、発言の優先順位を決めておくとよいでしょう。

A 簡潔でわかりやすく話す

だらだらと長く話すと焦点がぼけてしまいます。まず結論を述べ、そして理由(根拠)や補足説明をします。その際、体験談や具体例を入れて、1回の発言は30秒から60秒程度に納めましょう。

B 相手に伝える話し方で

緊張したときこそ落ち着いて話しましょう。「はっきり、ゆっくり、大きな声で」を意識してみんなの心に落とし込むように話しましょう。

C 協調性をもった姿勢で

課題を解決するために、他の意見をしっかり聞きながら、協調して対応する姿勢が重要です。他の意見を肯定的に受け止めた上で主張を展開しましょう。

D さわやかな態度で

教師は、児童生徒を相手にするので、何よりもさわやかな印象が重要です。そのためには笑顔を絶やさず、参加者に視線を向けながら、表情豊かに討論に参加しましょう。


とは言っても、人間誰しも弱点や足りない点はあるものです。大切なのは、そのことを自覚し改善・強化する努力です。集団討論では、そんな受験者の人間力と魅力が求められていると言っていいでしょう。



いかがでしたか。

人物試験においては、芯の通った自分の考えをしっかりと持つ、そしてそれを言葉にして表現する力が求められます。その準備には、時間がかかります。ぜひ、東京アカデミー講師からのアドバイスを参考にし、筆記試験の対策と並行し人物試験対策にも取り組んでみてくださいね。


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東京アカデミー福岡校教員科 担当:石島・伊藤

posted by 東京アカデミー福岡校 at 16:10| 教員採用試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする